2020年10月06日

市役所からの回答が届いています

10月5日、メールにて企画政策課より、回答が届きました。

市民の質問に対して、文書にて回答をして頂いたことに安堵しています。

職員のみなさんのご努力に感謝します。

今回の質問は、新城市のマニフェスト選挙の成果を検証する思いもあり

ました。新城市では、穂積市長の市長選初挑戦から4回のマニフェスト選挙

が行われたことになります。

マニフェストは、ご存知の通り、市民との約束であり、その約束が果たされて

こそ、マニフェスト選挙が意味を持つことになります。全ての選挙で当選した

のが穂積市長なので、穂積市長のマニフェストの実現を検証すべきだと考えて

います。

一期目のマニフェストは、夢が描かれていたと感じました。補助金行政にどっ

ぷりとつかり、箱物行政を続けていた山本市政からの脱却を期待していた

自分から見る穂積市長のマニフェストは、「自主・自立」「市民自治」を強調し、

新しい市政のあり方を示していたと勘違い(今となれば)してしまいました。

一期目を議員として穂積市長と議論しましたが、一年を過ぎてみれば、従来の

箱物市政、従来市政の継続の域を出ないと判断せざるを得ませんでした。

二期目、三期目のマニフェストは、目新しいこともなく、現職市長としての

各種団体丸抱えの従来型選挙に戻ってしまいました。

4期目のマニフェストは、耳障りの良い言葉が並びました。3期12年の

結果は、自ら策定した新城市総合計画で示した人口目標も達成できていません

でした。その現実を覆い隠そうとしたのか、出てきた政策が『「支え合う力」

×「稼ぎ出す力」=まちの未来』でした。

今回の質問につながっています。新城市の財政の最大の問題は、自由に使える

お金(毎年決まって出て行ってしまうお金が予算の約90%)が少ないというこ

とです。そのため、自ら事業を計画することが困難な状況です。

となれば、必要になるのは、自ら稼ぐ力を増やしていくしかありません。その

意味では、穂積市長がマニフェストに「稼ぐ力」を前面に出したのは間違いで

はないと考えていました。問題なのは、なぜ4期目のマニフェスなのかという

ことでした。新城市の現状を見れば、一期目からの課題だったはずです。3期

12年「市民自治」と言っても、産業政策が見えていませんでした。当然の結果

が今です。

それでも、もし4期目のマニフェストが、その課題をクリーアーし、成果を

上げていれば、市民にはメリットが出てくるはずです。まずマニフェストの

実現状況を知ることが必要だと考えました。

今回の質問は、少しでも多くの市民のみなさんが、自分事として新城市の現状を

考えてもらうきっかけになればという思いからです。

今後、回答を何回かに分けて、ブログに載せていこうと思います。興味が

あれば、参考にしてもらえれば幸いです。


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